令和7年度春のお彼岸について

2025年春のお彼岸について【お彼岸とは】

春のお彼岸春分の日の前後3日間の彼岸入りから彼岸明けまでの1週間の事を指します。

2025年(令和7年) 春彼岸の日程

3月17日(月) 彼岸入り
3月20日(木) 彼岸中日
3月23日(日) 彼岸明け

暑さ寒さも彼岸まで、ようやく長い冬が抜け、春本番となる時期に春彼岸を迎えます。春分の日の頃に太陽が真東から昇り真西に沈み、夜と昼の長さが同じ位になる為仏教の説く中道の教えにかなう日とされています。中道とは、かたよらない心、とらわれない心を持ち、それによりものごとの本質を見極める心をもつ教えのことです。

彼岸(ひがん)とは、サンスクリット語のパーラミッターの漢訳です。パーラミッターとは、到彼岸のこと、悟りの世界へ渡ることを意味しております。すなわち彼岸とは、此岸(しがん)に対する言葉で、彼の岸、向う側の岸のことで、この世の苦しみ・迷いの世界(此岸)から、悟りの世界(彼岸)へと渡る教えです。悟りの世界に到るには、次の六つの教えを行えば彼岸に渡る(悟りを得る)ことが出来ます。

六波羅蜜

布施(ふせ)
むさぼりのこころをおさえ、見返りを求めず施すこと。

持戒(じかい)
定められたことを守り、つつしんで生きること。

忍辱(にんにく)
耐え忍び、怒りをおさえ我慢すること。

精進(しょうじん)
何事にも一生懸命頑張ること。

禅定(ぜんじょう)
心を静かに保ち、精神を集中すること。

智慧(ちえ)
上の五つを正しい考えで実行・判断すること。

世の中が不安定な今だからこそ、お彼岸の一時でも、悟りの世界に渡れるよう一つでも多く実践修行し、自分を見つめ直し、感謝の心を深め、笑顔で日々をおくるきっかけにしたいものです。

Q:お彼岸に準備するものは?

A:お彼岸では、お仏壇やお墓をきれいに掃除し、仏前にお供えするおはぎ(ぼた餅)を作ります。彼岸におはぎや団子を作るのは、この日が正月やお盆と同じように、一年の中で大切な日であると考えられます。昔はおはぎや団子などは非常に貴重な食べ物で、ご先祖に御馳走をお供えするのは彼岸の仏道修行の「布施」にあたります。「おはぎ」と「ぼた餅」の名前の由来は諸説ありますが、春の彼岸は「ぼた餅」、秋の彼岸は「おはぎ」と呼び、これは牡丹は春の花で「ぼたん餅」、萩は秋の花で「萩の餅」からきています。

ちなみに夏と冬の呼び名は夏は「夜船」、冬は「北窓」と呼ぶようです。理由は、ご飯をつぶして作る際にお餅と違ってペッタンペッタンと音がしないのでいつ作っているのかわからないことから搗(つ)き知らずとなります。そこで夏は「搗き知らず」から着き知らずとなり、夜の舟はいつ岸に着いたのかわからないことから「夜船」と呼び、冬は「搗き知らず」から月知らずとなり、月が見えない寒い北の部屋の窓から「北窓」となったそうです。

Q:お彼岸でのお墓参りの心得は?

A:お彼岸にはできるだけ家族そろってお墓参りをしましょう。お墓参りに持参するものは、お線香、ロウソク、仏花、お菓子などと、掃除用のほうき、たわし、タオルなどを持参し、墓地では墓石やその周辺を掃除し、お供えものは半紙などに敷いてからお供えします。掃除とお供えが済めば全員で合掌礼拝します。※お墓参りが終われば必ずお供え物は持ち帰りましょう。

また菩提寺の御住職に塔婆(とうば)をお願いし塔婆をお墓に建てて供養すれば最高の功徳が得られます。寺院内墓地の場合は必ず本堂にお参りしましょう。

霊園内に無縁の合同墓地があれば、お線香の一本でもお供えし仏道修行に励みたいものです。お墓やお仏壇の無い方は、この機会に御縁のある親類などのお墓まいりや、近くの寺院にお参りしましょう。

 

骨葬|寺院葬儀【遺骨葬】のご案内

今、これからのお葬式【寺院葬儀】骨葬のご提案

奈良県の速成寺では少人数限定の火葬後のお葬式【寺院遺骨葬儀®】をご案内しております。寺院遺骨葬儀とは、火葬を先に行い火葬後にご遺骨を本堂に安置し正式なお葬儀骨葬】を執り行います。昨今コロナ禍の影響もあり家族葬や密葬などの小規模なお葬式が急増しておりますが、いまだに葬儀にかかる費用負担が大きいのが実情です。寺院遺骨葬儀の最大の特徴葬儀費用の負担を極力軽減し、その後の納骨や供養に充てることが出来ます。

寺院遺骨葬義は、直葬【火葬】後に葬儀をやり直したい方、葬儀費用の負担を軽減したい方、菩提寺の無い方、生前に将来の葬儀を準備したい方、身寄りの無い方などにおすすめの葬儀です。速成寺では弔い直しも含め遺骨葬の申し込み・施行が年々増加しております。

関西では火葬前のお葬式が一般的ですが、昔からの慣習で火葬後のお葬式【骨葬】が大半の地域があります。


寺院遺骨葬儀【お寺の本堂葬儀】のご案内

様々なご事情で直葬(前火葬・先火葬)し葬儀が出来なかった場合『弔い直し』や、生前にご自身の葬儀についてお考えの方へ、速成寺ではお葬式の方法として寺院遺骨葬儀を提案致します。従来のお葬式は火葬場の時間が決まっている為どうしても時間に追われ、葬儀の経済的負担もかかります。寺院遺骨葬儀は先に火葬し本堂葬儀の為祭壇費用は不要で、葬儀の日時都合も自由に設定することが出来ます。

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寺院主導少人数限定お葬式

火葬後のお葬式【骨葬

・葬儀費用の負担を軽減

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弔い直しとして葬儀が可能

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・生前中に戒名授与が可能

・生前申込みは額入り奉納書を発行

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寺院遺骨葬儀は速成寺の登録商標です【登録第6308778号】

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・葬儀一式 25万円~

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火葬までの費用は含まれません

遺骨葬儀についてのご質問はこちらをクリック下さい。


寺院遺骨葬儀で持参するもの

ご遺骨お布施御供え遺影写真

当日納骨希望の場合

火葬許可書印鑑


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速成寺では葬儀後の法事納骨永代供養についてトータルサポート致します。いざという時には寺院にお任せ下さい。また相続・遺言等については信頼できる司法書士・行政書士の先生を紹介致します。

安心の永代供養制度

各永代供養を申し込まれた方は速成寺の過去帳・本堂内の木札に霊位を銘記し永代にて供養致します。

永代供養制度のご案内


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速成寺ではクリスタルガラスのお墓・納骨堂・合葬墓・樹木葬など皆様のニーズにあった無期限管理の永代供養墓を選択出来ます。

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寺院遺骨葬儀のご相談について先ずはお電話にてお問い合わせ下さい。ご事情に沿った葬儀プランを提案致します。

郡山藩主本多政勝侯菩提所

寿量山速成寺所在地

奈良県大和郡山市南郡山町397番地

(アピタ大和郡山店より北へ車で約1分)

受付電話 0743-55-2111

受付時間 午前9時~午後4時(要予約)

道路沿いの看板が目印です

お車でお越しの方は看板横の道を奥にお進み下さい。少し狭い道になりますのでお気をつけてお入り下さい。


火葬後のお葬式【遺骨葬】の御相談を随時受付

奈良県の速成寺(そくじょうじ)では菩提寺がない・寺院と直接ご縁がないお方様など檀信徒問わず寺院遺骨葬儀(骨葬)についてのご相談を受け付けております。一件ごとに対応致しますので必ず御予約してから来寺下さい。お葬式の相談費用はかかりませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。またお寺からの強要も一切致しませんのでご安心下さい。速成寺では1000件以上の葬送儀礼を執り行った経験をもとに皆様のニーズにあったお葬式納骨永代供養をご提案致します。また希望者には相続・遺言、葬儀後の法事・納骨・永代供養までトータルサポート致します。

寺院葬儀遺骨葬のご案内