お盆についてよくあるご質問

 お盆についてよくある質問をQ&Aでご紹介

お盆の行事は地域の風習によって様々ですが、お盆について一般的な疑問をQ&A形式でご案内致します。お盆は、年に一度ご先祖がこの世にお帰りになる大切な行事です。我々には必ずご先祖がいます、ご先祖といっても、十代さかのぼると千人以上、二十代さかのぼると百万人以上、三十代さかのぼると10億人以上のご先祖の御縁が繋がって今の自分が存在しております。お盆の行事を通じて、ご先祖との縁に感謝し、今の自分を見つめ直す機会にしたいものです。


Q:お盆とは?

A:お盆の語源は、インドの言葉で「ウランバーナ」からきており、漢字に直すと「盂蘭盆」略してお盆となります。ウランバーナとは「倒懸」(とうけん)という意味です。つまり逆さに吊り下げられた苦しみのことで、そのような餓鬼道(六道の世界のひとつ)で苦しんでいるかもしれないご先祖を救いたいという願いからはじまったのがお盆の供養です。


Q:お盆の始まりは?

:「仏説盂蘭盆経」という経典に由来します。お釈迦様の弟子の目連尊者の母が餓鬼道で苦しんでおりました。目連さまは、お釈迦様に教えを頂き、「7月15日に僧侶の修行が終わる日(夏安居)に、大勢の僧侶に食べ物をはじめ、たくさんのお供えで供養しなさい。そうすれば母は救われるだろう」。お釈迦様の教えに従うと母は餓鬼道から救われた。と言うお話がお盆の始まりです。


Q:施餓鬼供養とは?

A:施餓鬼供養とは、六道世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)の中の餓鬼の世界に落ちた常に飢えに苦しんでいる者に、食べ物や飲み物などを施す供養のことです。餓鬼の世界とは、生前おのれの欲求のみに生きた者が陥る世界と言われていますが、私たちのご先祖もまた知らず知らず欲深い行いをし餓鬼道で苦しんでいるかもしれません。お盆の時期に今生きている私たちが、先祖供養とともに施餓鬼供養も行い、徳を積み苦しむ人々を救うことで自分にも救いがあるとされています。


Q:お盆のまつりかたは?

A:お盆のまつりかたは地域の風習、家庭の事情により様々ですが、一般的なまつりかたを紹介致します。お盆は年に一度、ご先祖がこの世にお帰りになる日です。御先祖がこの世でゆっくりお休みになれるようにお迎えするのが精霊棚です。精霊棚とはお盆の間ご先祖がお休みになる段飾りの棚です。段飾りの上にムシロ(敷物)をひき、お位牌や塔婆を建て、故人の好物・季節の野菜・果物などをお供えし、きゅうり・なすびで馬・牛にみたてお供えします。御先祖が馬にのって早くこの世にお戻りに、帰りは牛に乗ってゆっくりお帰り下さいとのおもいでお供えします。


Q:お盆での過ごし方は?

A:お盆は関東地方では7月盆、関西地方では8月盆(月遅れ盆)が多いようですが、7月盆・8月盆どちらもお盆の時期で地域により違います。

お盆の日程

7月・8月の12日・・精霊棚・仏壇飾り

7月・8月の13日・・迎え火

7月・8月の15日か16日・・送り火

8月23日~24日・・地蔵盆

お盆にはご先祖がお帰りになる道しるべとして、玄関先や家の門口でおがら(麻の茎)を炊き迎えます(迎え火)。お盆の期間は、精霊棚や仏壇にお盆飾りを準備し、菩提寺の御住職に読経を唱えてもらいます。お盆が明けると玄関先や家の門口でおがらを炊きお送りします(送り火)。

お盆は、ご先祖に感謝の気持ちをお供えし、ご先祖とのつながりを感じることができる大切な行事です。


Q:初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)とは?

A:初盆・新盆とは、ご先祖が初めてこの世に戻られる大切な行事です。仏教では六道輪廻という教えがあり、死を迎え49日後(満中陰)につぎの世界(来世)が定まります。初盆は来世から初めてこの世にご先祖がお戻りになるので、盛大にお祀りし、家族一同でお迎えします。お盆までに49日をむかえない新仏さまの場合は、行先が決定していない為、来年初盆を迎えます。


寿量山速成寺所在地

郡山藩主本多政勝侯菩提所

奈良県大和郡山市南郡山町397番地

(アピタ大和郡山店より北へ車で約1分)

電話 0743-55-2111

受付時間 午前9時~午後4時

道路沿いの看板が目印


お車でお越しの方

第二阪奈道 中町ICから南へ約10分
西名阪自動車道 大和まほろばスマートICから北へ約13分

電車、徒歩でお越しの方

近鉄橿原線 近鉄郡山駅 西へ徒歩約13分
JR関西本線 郡山駅 西へ徒歩約23分

バスでお越しの方 奈良交通

近鉄郡山駅から1番のりば 小泉東口行か矢田寺前行 矢田筋下車 徒歩約4分
法隆寺前から 2番のりば 春日大社本殿・近鉄郡山駅行 南郡山下車 徒歩約4分

寺院の永代読経供養制度のご案内

お寺が提案する永代読経供養制度について

奈良県の速成寺では檀信徒問わずどなた様でも永代供養についてのご相談を受け付けております。永代供養というキーワードが、テレビ、インターネット、新聞等でよく使われておりますが、永代供養といっても実際には永代管理や永代使用だけのケースも多くあります。本来の永代供養とは、寺院が永代にてお経を唱え供養することです。速成寺ではご自身の供養を生前中に申し込む永代読経供養制度を確立致しました。身寄りがない方の財産は、死後長期間放置された後に最終的に国庫に入ります。ご自身の生きた証を供養というかたちで残す方法として永代読経供養制度をご案内致します。

弁護士・行政書士各位

成年後見人相続財産管理人等の弁護士・行政書士の皆様に納骨・永代供養等仏事全般の御相談を随時受け付けております。

相談例

仏壇魂抜き・御位牌預かり・永代供養墓(納骨堂・樹木葬・お墓・合葬墓)・永代供養・お葬式・お墓の改葬・お墓じまい等仏事全般について対応致します。

上記について近年御相談が多数寄せられるようになりました。


≪永代読経供養制度はこの様な方にお勧めします≫

・一人暮らしで死後の自分の供養に不安のある方

・子供たちに供養の負担をかけたくない方

・ご自身の生きた証を供養というかたちで残されたい方

・様々な事情で供養が出来ない方

・今後お仏壇やお墓を守っていくことが困難な方

・菩提寺が無くお寺との御縁を御希望の方


≪永代読経供養制度の種類≫

・永代祠堂料(永代経)

年初めの初講法要にて毎年供養致します。

御志納金   30万円~

・永代読経料

春・秋のお彼岸・お盆法要での塔婆供養、50回忌までの各年忌法要。

毎月1日に月命日供養を50回忌まで個別に致します。

御志納金   100万円~

・永代供養料

院号戒名授与、枕経・通夜・葬儀、四十九日までの各七日参り、満中陰。その後に御遺骨を納骨堂もしくは樹木葬墓に納骨・埋葬。百ヶ日、初盆、一周忌以降50回忌までの法要。春・秋のお彼岸、お盆法要での塔婆供養。等各種すべての法要。納骨堂の納骨壇の永代使用権、もしくは樹木葬墓地の永代使用権。(永代管理費込)毎月1日に月命日供養を50回忌まで個別に致します。

御志納金   300万円以下~相談

※各種永代供養を申し込まれた方は速成寺の過去帳・本堂内の木札に霊位を永代に銘記致します。


・本堂で行う【寺院遺骨葬儀】のご案内

直葬しお葬儀が出来なかった方や生前中に将来のお葬儀についてお考えの皆様へ

奈良県の速成寺ではお葬式の方法として寺院遺骨葬儀(いこつそうぎ)を提案致します。遺骨葬とはご遺体の火葬を先に行い、火葬後にご遺骨を本堂に安置し葬儀式を勤めます従来のお葬式は火葬場の時間が決まっている為どうしても時間に追われ、葬儀の経済的な負担もかかります。遺骨葬は先に火葬する為、通常葬儀にかかる費用負担を大幅に軽減しその後の永代供養納骨費用に充てることが出来ます。御希望であれば火葬までの葬儀社の紹介をさせて頂きます。

関西では火葬前のお葬式が一般的ですが、昔からの慣習で火葬後のお葬式(骨葬)が一般的な地域もあります。


・永代供養墓のご案内

速成寺ではクリスタルガラスのお墓・納骨堂・合葬墓・樹木葬など皆様のニーズにあった選べる無期限管理の永代供養墓をご案内しております。


永代読経供養制度の御相談はお電話にてお問い合わせ下さい。

寿量山速成寺所在地

奈良県大和郡山市南郡山町397番地

(アピタ大和郡山店より北へ車で約1分)

電話 0743-55-2111

見学時間 午前9時~午後4時(要予約)

道路沿いの看板が目印です

お車でお越しの方は看板横の道を奥にお進み下さい。少し狭い道になりますのでお気をつけてお入り下さい。


永代供養の御相談随時受付中

奈良県の速成寺(そくじょうじ)では永代供養についての御相談を随時受け付けております。日々多くの方々の御相談・お悩みをお聞きするなか、それぞれの事情に違いがあり一件ごとに対応致しますので必ず御予約してから御来寺下さい。永代供養の相談費用はかかりませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。またお寺からの強要も一切致しませんのでご安心下さい。日本では無縁社会が広がりつつあります。少子高齢化、女性の社会進出による意識の変化、家族や社会とのふれあいが希薄化し孤立しやすい社会へと変化しております。縁者に看取られることなくひっそりと亡くなり、御遺骨も引き取られないケースがあります。この社会において、自身の死後の供養の在り方に悩みを抱く方が多く、解決へと導くお寺の役割は日増しに高まっております。

骨葬についてよくあるご質問

寺院遺骨葬儀についてよくあるご質問Q&A

コロナ禍で少人数のお葬儀を希望の皆様やコロナを理由に先に火葬しお葬儀が出来なかった皆様へ。奈良県の速成寺では古来の葬送儀礼を参考に本堂で執り行うお葬式【寺院遺骨葬儀】を御案内しております。骨葬儀について皆様から御相談をうける疑問や質問をQ&A形式で紹介致します。

Q:寺院遺骨葬儀とは?

:寺院遺骨葬儀とは、火葬・直葬後に御遺骨を本堂に安置し執り行うお葬儀です。一般的なお葬式は火葬前に行いますが、遺骨葬儀は先に火葬を済ましてからご遺骨を本堂に安置してお葬儀を行います。

Q:新型コロナウィルス感染症で亡くなり先に火葬しました、お葬儀は可能ですか?

:可能です。事前に葬儀のお打ち合わせを致しますので、先ずはお電話にてご連絡下さい。

Q:火葬から時間が長く過ぎていても葬儀は可能ですか?

:可能です。

Q:遺骨葬儀の費用は?

費用は葬儀一式25万円~(要相談)となります。

葬儀一式とは寺院布施(導師一人)戒名授与本堂使用(施設利用)を含んでおります。

ただし火葬までの費用は含まれません。

納骨・永代供養・法要を希望の場合は別途費用負担がかかります。

Q:葬儀は何人までお参り可能ですか?

寺院遺骨葬儀は1名様10名様までの少人数限定の葬儀です。

※後見人のお方様1名だけのお参りも可能です。

Q:寺院本堂で遺体を安置してお葬式は出来ますか?

速成寺ではご遺体を本堂に安置して執り行うお葬儀は出来ません。速成寺本堂でのお葬儀は遺骨葬儀のみとなります。

Q:直葬と遺骨葬儀の違いは?

一般的に直葬とは火葬式のことで、宗教儀礼を省略し火葬のみを行う儀式です。遺骨葬儀は火葬後に宗教儀式として本堂で正式な葬儀式を勤めます。

Q:檀家でなくても遺骨葬儀は可能ですか?

速成寺では遺骨葬儀についてお寺と直接お付き合いがないお方様、菩提寺がないお方様など檀信徒問わずご案内しております。ただしお葬儀は速成寺の法式にて執り行います。

Q:遺骨葬儀後にすぐに納骨することは可能ですか?

:可能です。ただし事前に納骨場所のご契約が必要となります。

Q:遺骨葬儀の時間はどれ位かかりますか?

通常葬儀時間は法話を含め約45分~50分位です。

Q:遺骨葬儀の日時都合はいつでも可能ですか?

日程はご当家と寺院の都合を打ち合わせのうえ午前9時~午後4時までの間で調整させて頂きます。

Q:葬儀後にお寺で会食は出来ますか?

速成寺で会食は出来ません。事前に御希望であれば近隣の会食場所を紹介致します。

Q:葬儀後に今後の法事・法要もお寺で出来ますか?

:出来ます。御希望であれば本堂にて49日や年忌法要を勤めます。

 

その他ご質問や疑問がございましたら寺院まで直接お問い合わせ下さい。

問い合わせ 0743-55ー2111

令和5年【2023年】新年のご挨拶

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

令和5年【2023年】が皆様にとりまして良き一年となることを心より御祈念致します。

速成寺では開かれたお寺としてこれからも精進してまいります。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

合 掌

令和4年速成寺樹木葬の様子